コウモリの羽ばたきと水の滴る音だけが響き、ヘッドライトを消せば、右も左も分からぬ暗黒が支配する地下世界。何が楽しくてこんなところに好き好んで、頭からつま先まで泥だらけになりながら、身体に痣と擦り傷を付けながら自ら投じて行くかは自分でもよくわからない。
そんな暗闇の中、ライトで疲れた目を凝らして5mmにも満たない飴色の造形美がちまちまと歩いている姿をじっと見つめるのが好きだ。
やっと会えたね。
ちなみに「mimus」とは、擬きや似たものを意味するらしい。
このブログのタイトルも回収したし、私自身も一区切りが付いたのでこれで更新を終えようと思う。
過去の記事はもう消してしまったのだけど、2019年冬から今に至るまで、ありがとうございました。